■プロフェッショナル 「魂のデパ地下、情熱の売り場〜百貨店食品フロア開発•内山晋」

http://www.nhk.or.jp/professional/2011/0221/index.html

あらゆる常識を疑え
デパ地下に厨房があると周りが見渡せなくなる
厨房をなくして見渡しやすく道を広くテナント数も1.5倍にした

心のバーを上げ続ける
どうしても「これはこれでもいいかな」って思えば、そこで終わっちゃうことも結構多いですよね
でも、それは自分の心の中で自分のバーを低くしていることで、バーを低くするのは誰でもできるけど、自分でこれはもうしょうがないなと思ったものはだいたい実際にはじまるとそこがアキレス腱になってくる

ダメだと思う時は、心のそこからダメだという
うまくいった時は、全力でほめる

人を動かすというのは、やっぱり情熱だったり、心の中で動機をどう作るかですから、それはやっぱりテクニックっていうことではすまない、もう一つやっぱり後ろになにかある
それは情熱だと、おもうんですね

どんな時代でも一つのことが人を動かすと信じている
「惚れる」
その商品に惚れ、作り手に惚れ、売り方に惚れて、それを持ってくるために必死にやる
そういう姿がお互いに呼び合って、お互いボルテージが上がっていく
単なる場所貸しで「出てください」って言って「あとはどうぞ」なんていうんじゃ、お互いボルテージ上がらないですし

単に場所貸すだけでなく、一緒に考え、一緒に戦う

コストに対する意識、お客に向かう姿勢すべてが甘かった

すべてをゼロから見直す
このとき51歳だった

率先して始めた床みがき
いつの間にか社員、テナントの従業員、さらにはパートの人たちまで床を磨き始めていた
自分が変われば、周りも変わる

変わり続けることが、前に進むこと
そう胸に刻んでいる


大切なことは一つだ
売り場に、魂を

売る気持ちと、一人でも知ってもらう動きにまだなっていない
この店舗の幹部の連中が必死になって売ってる姿を見て、こういうふうにやれば売れるんだな
人が入ってくるんだなってことを覚える
自分の背中で教えるんだって思わない限りは、やらせているうちはダメ

プロフェッショナルとは、
自分のバーを下げず、決して諦めず、周りを熱くし、可能性のある限り、最後の最後まで挑戦し続ける人