◾︎20160328 日経ビジネス

◾︎後藤亘 TOKYO MX会長
経営者は、右手にロマン、左手にリアリズムを持つべきだと思う
苦しい状況でも、夢があれば頑張れる
他方で、現実的な手も打つ
大事なのは問題から逃げずに、正面から向き合うことです

圧力をかけて無理やり従わせようとしても意味がない
みんなが良い組織を作ろうと思うようになる、そのきっかけを与えるのが私の役割だから、何より既存の社員たちの話をしっかり聞くことから始めました

デジタル技術はすごいスピードで進化し、放送界にも急激な変化が起きている
そんな時代に、トップが「よくわからないから任せます」では何もできません
現場がやっていることが分からなければ、判断も評価もできない
現場で頑張っている人たちは、じぶんのやっていることを理解できない人に文句を言われても納得はできない

難しいのは、現場を理解したからといって、なんでも口を出せばいいというわけではないことです
分かった上で任せて、見守り、しっかり評価して、責任は自分が取る
そんな環境でこそ、現場は思い切ったことに挑戦できると思っています