◾︎20160704 日経ビジネス

バブル崩壊が鮮明になった頃から、開発部門全体が「新しいことへの挑戦より、既存技術の改善を評価する空気」に変わった
上司の指示をそつなくこなすことが昇給、出世に結びつく
なにか新しいことに挑戦しようとすると煙たがられる
それはいまも変わらない

2000年代に入り、「挑戦しないことで出世した人」がマネジメントをする立場になると、日本の大企業の研究開発現場は一段と萎縮していく

部下が失敗すると自分の出世が閉ざされると思っているのか、やたらと挑戦を諦めさせる工夫に力を注ぐ

日本の研究開発の重大な問題点の一つとしてPDCAのPばかりやることを挙げている
計画を立てている間は部下は挑戦できないから、新しいことをさせたくない上司には都合がいい
会社の先行きは暗くなる一方だが、逃げ切り世代の上司は自分には関係ないと思っている

新しいことをやりたくない人たちは、そのための開発方針・ルール・規制を社内につくっていった