2013年11月

あんぽん 孫正義伝 佐野眞一

■あんぽん 孫正義伝 佐野眞一

携帯電話の料金を取るばかりじゃなく、携帯電話を使う人が利益を出すようなことを考えなきゃあかん

孫という名にこだわったもう一つの理由は、渡米するときに心に決めた自分なりの小さな志のためだったという
「何十万人といる在日韓国人が、日本で就職や結婚や、それこそ金を借りるときに差別を受けている
でも、在日韓国人だろうが、日本人と同じだけの正義感があって、能力がある
それを自分が事業で成功して、証明しなきゃならないと思ったんです
これからの在日の若者に、それを背中で示さなきゃいけないのに、俺が本名を隠してこそこそやったんじゃ、意味がなくなるじゃないか、アメリに行った目的が達成できないじゃないか
あとから、あの事業を興したのは孫でしたと言ったって

だから、俺はどれだけ難しい道だって堂々と正面突破したいんだと、言ったわけですよ

自分が何人かと聞かれるとよくわからないですね
孫家は元々中国籍だし、韓国に亡命してから25代の間は韓国籍だし、じいちゃん、ばあちゃんの時代から日本でしょう
ぼくの中には、中国のDNAと韓国のDNAと日本で生まれ育った環境がミックスしているわけですよ
その上、16でアメリカに行ってますから、その影響も強く受けている

僕はやっぱり、生まれ育った国を愛し、その生まれ育った国に少しでも恩返ししたい、貢献したい
それが掛け値なしの純粋な気持ちです

龍馬だって33で死んだ
だけど最後の5年ぐらいで人生で最も大きな仕事をした、っていうことにはたときづいたんです
だから、余命5年というのはたしかに短いけれど、もしかしたらその5年でそれなりのことがやれるかもしれない

孫は結局3年半という長期入院を余儀無くされた

僕は自分の血縁者には後を継がせないと創業のときから言っていたんです

これから数字の単位を使うときは億ではなく、兆を使おう


中内さんは社員みんなから恐れられていました
中内さんの側近はみんなビクビクしながら仕事をしていました
これに対して孫さんのことを恐れる社員はいませんでした
孫さんは部下に強い口調で命令したり、ましてや怒鳴ったりすることはない
それから中内さんはとても慎重な人間でした
いろいろな提案を持ちかけられても即答せずにじっくり考えていた
一方、孫さんは物事をサクサク進める人なんです
何か提案するとその場で答えが返ってくる

動機、善なり

スティーブからは事業の成功というより、
一回限りの人生でなにをなしたか、何をなそうとして精一杯生きたかということのほうがはるかにたいせつだということを学んだ


孫さんはほんとに素晴らしいヒューマニストですが、同時に大変な合理主義でもある
そういった巨大な矛盾をはらんで存在できているのは、孫さんが天才だからだと思うんです

いま孫さんの発言が注目されているのは、行動が伴っているからです

親父や親類がやっているような仕事で金儲けしようと思ったらいくらでもできた
でも、それじゃあ在日をカミングアウトして帰化した意味がない
あえて茨の道を行くことが僕に与えられた使命なのです

キャッチコピー

いい空は青い

このままじゃ、私可愛いだけだ

松茸が生える場所は決まっている
東大生が生まれる場所も決まっている

一瞬も一生も美しく

人生は、
冬ではなく、
春で終わりたい

ハミ出せビーフ
ハミ出せジブン

この国のBIGは
あまりにもSMALLだ

あなたが気づけばマナーは変わる

さて、
そろそろ
反撃しても
いいですか

大阪は任せた。
ロスは任せろ。

守りたい人がいる
守りたい街がある

地図に残る仕事

四十才は二度目のハタチ。

ハッピーエンド始まる。

人は誰でもミスをする

愛とか、勇気とか、見えないものを乗せている

それゆけ私

何も足さない。
何も引かない。

どんな明日が来るのだろう。

少し飲んで、少し眠る

今年は渋谷をヒマにします

プール冷えてます

触ってごらん、ウールだよ

トマトは野菜か果物か

イマ人を刺激する

十歳にして愛を知った

サラリーマン
という仕事は
ありません

かすかにラジオがなっている

缶ビールの空カンと破れた恋は、
お近くの屑かごへ

ひとりよりふたり

じぶん、新発見


リッツカールトン 至高のホスピタリティ 高野 登

■リッツカールトン 至高のホスピタリティ 高野 登

「人のために」「お客様のために」という言葉を全部失ったのです
そして、「人の立場に立って」「お客様の立場に立って」という言葉にそう入れ替えしたのです




稲盛和夫が直言「伸びる人、立派になる人、いらない人」【2】

稲盛和夫が直言「伸びる人、立派になる人、いらない人」【2】


http://president.jp/articles/-/11224




私は、経営者という者は企業のリーダーとして「人間としてまず何が正しいのか」ということを判断基準にしなければならないと考えています。経営判断をする場合、一般的な考え方としては「損得」という利害得失で考えがちですが、真の経営者は「善悪」という基準で判断すべきなのです。しかし、善か悪かを判断するにはまず立派な人間性を持っていなければなりません。

そこで「人間としていかにあるべきか」というところまで遡(さかのぼ)って考える必要がでてきます。こうすれば、うちの会社にとってのみ都合がよく、儲かるというようなことがあったとしても、人としていかがなものかと思ったときには、それは決して選ばない。そのくらいの勇気が真の経営者には必要になるのです。

言い換えれば、目先の利益ではなく、「利他の心を判断基準にする」ということです。私たちの心にはもともと「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、「他によかれかし」と考える利他の心があります。利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。

自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。一方、利他の心で判断すると「人によかれ」という心ですから、周りの人みんなが協力してくれます。また、視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。ですからよりよい仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、周りの人のことを考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断すべきなのです。

しかし、多くの経営者は、どうしても自分の都合のいいように判断をしてしまいがちです。利害関係のないときには正論を吐き、立派なことを言っている人が、いざ自分の損得が絡むと態度が一変してしまう。そんな人はリーダーとしての資質を欠いています。一見自分に不利と思えるような状況にあっても「利他の心」を持って正しい判断ができることが本物のリーダーの条件です。


稲盛和夫が直言「伸びる人、立派になる人、いらない人」

稲盛和夫が直言「伸びる人、立派になる人、いらない人」


http://president.jp/articles/-/11222



「一国は一人を以て栄え、一人を以て滅ぶ」と言います。つまり、リーダーによって組織は発展したり衰退したりするのです。いい組織には必ず素晴らしいリーダーがいます。立派なリーダーは、自分たちの組織の目的を明確にし、さらにその目的に向かうための価値観を部下と共有し集団を引っ張っていきます。

では、どうすれば素晴らしいリーダーになれるのでしょうか。

1番大事なことは「己を虚(むな)しゅうする」、つまり自分を捨てることです。リーダーが利己的な考え方を少しでも持つと組織は正しく機能しません。ですから、リーダーはフェアで公明正大な心を持ち、全身全霊で組織に命を吹き込まなければなりません。あらゆる集団のリーダーが、強い使命感を持ち自分たちのビジョンに向かって、純粋な心で打ち込めば、企業経営はもちろん、政治にしろ行政にしろ、どんな組織でもうまくいくのではないでしょうか。

名言

■柳井正 ファーストリティリング社長
成長するためには自分が変わらないといけない

20131118 日経ビジネス

■20131118 日経ビジネス

■小林一雅 小林製薬会長
ライバルを潰しにかかってはいけません
特にいじわるはダメ
問屋を介して圧力をかけたり、原材料メーカーを通じて供給を止めたり、といった妨害は、法に抵触するだけでなく遺恨も生まれます

競争の中にも必ず共存の意識は必要だと考えます
私がベストだと考えるシェアは6〜7割
3〜4割はライバルに解放する

またシェアを守るために無意味な戦いを仕掛ける社員は叱ります
過剰な値引きや問屋への押し込みなどの泥仕合も厳禁
名目上の数値が作れたとしても、それが会社にとって幸せなのかというと、そうではありません

もちろん共存は意識していますが、全面的に戦う場面も企業にはあります

売られた喧嘩は買う
一方で、自ら喧嘩は仕掛けない
これが小林製薬のポリシーです
本音を言えば、競争相手がいないほうが楽です
ただ、独占すると競争環境がなくなり、切磋琢磨もなくなる
すると、市場全体が縮小し、結果的に商品寿命も短くなってしまう
適切な競争と共存のバランス
これが、長寿商品を生む秘訣です


■インバウンドマーケティング
サンリフレの社長は、
「いかに消費者に我々を見つけてもらい、信頼してもらえるか。この点に絞ったマーケティングで他社と差別化している」

まずサイトの内容の多様さだ
例えば過去の施工事例では、同社が手がけた約4000件のリフォームの施工前と施工後の写真、工事費を含めた1円単位での料金総額、施工時間などを開示している

さらに多くの社員が実名でブログを書き、新製品や工事事例から社内行事、プライベートな事柄に至るまで、様々な内容の情報を更新している
それらは顧客にとって直接参考になる情報ばかりではない
しかし積極的な情報開示の姿勢を見せることで、初めて同社のことを知った消費者に安心感を与える効果がある
住設・リフォーム業界では、折り込みチラシ配布や飛び込み訪問、電話での勧誘などが主な営業手法とされてきた
不透明な価格や強引な手法などに対する不信感も根強い
「消費者にとって業界のイメージがよくならないからこそ、競合他社が開示したがらない情報をオープンにすれば、それが安心材料になる」と栗原社長は続ける

外回りや電話営業、見積もりのための訪問といったアウトバウンド型の行為を省き、合理化を追求している
半面、電話で問い合わせを受けるコールセンターは外部委託せず、オペレーター20人を正社員として採用
顧客対応や企画部門に人員を割き、教育を徹底するなどして注力している
実際に消費者宅を訪問する施工職人約30人も正社員か、同社の仕事だけを請け負う専属契約を結んだ技術者
多くのリフォーム業者が施工を外部委託する中、内製化によって信頼を高める逆張りの経営を徹底している

見込み客を引きつける効果的なコンテンツを考案し発信し続けるには、相応の時間とコストが必要になる
そうした分野にリソースを配分するためにも、非効率な営業体制をゼロから見直さなければならない


「出店無料化の次の一手は年内をメドに」Yahoo!ショッピング小澤隆生氏が描く、未来のeコマース構想

■「出店無料化の次の一手は年内をメドに」Yahoo!ショッピング小澤隆生氏が描く、未来のeコマース構想


http://engineer.typemag.jp/article/yahoo-ozawa




よく、地方へ行くと、ちょっとしたロードサイドに無人の販売所があって、例えば柿が4つ袋に入った状態で並んでいますよね。その柿は、そこを通りかかった人しか買えません。でももし、その柿の生産者の方が、無料で、2分でYahoo!ショッピングに出店すれば、その柿の存在を知る人は増えます。

今、ロードサイドに柿を並べているような方が、その可能性を知った時、どんな反応を示すのか知りたいんですよ。

「孫に買ってもらったiPhoneでやってみるよ」と言ってくれるのか、まるで反応がないのか、それを見てみたいと思っています。

買い手側からしても、どこかの漁港に揚がった新鮮なイカが、それを獲った漁師の方の写真と一緒に売られていて、注文したらその日のうちに自宅に届くというのは、これまでにない体験ですよね。そもそも、そういうイカは、これまで一般家庭では買えませんでしたから。

これら一次産業の領域をYahoo!ショッピングが開拓できれば、まさに「買えなかったものが買える」サイトになれる。実現可能かどうかはまだ結論を出せませんが、そこまでやり切ることができたら本当にeコマースに革命が起きるはずだと考えています。



「1→10」の仕事というのは、与えられたルールの中で強くなり、勝っていくこと。一方でゼロイチは、新しいルールを作り出し、それが世の中で通用するかを試しながら、強くなっていくことです。


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