2015年07月

20150727 日経ビジネス

◼︎20150727 日経ビジネス

◼︎西本甲介 メイテック前会長
経営者として悔いはないものの、会社のことは気になります
ただ、席を残したままではつい口を出してしまう
それでは会社の将来にとってよくありません
経営者は時に、過去の積み重ねや成功体験を断ち切るような決断を下す必要があります
その際、前の経営者が社内に残っていてはやりにくいでしょう
次の世代を信じて経営を任せる
そのためにも、きれいさっぱり身を引こうと考えていました


◼︎ポール•グレアム氏 Yコンビネーター
創業者が諦めない限り、基本的に会社は潰れない

成功はゴミ箱の中に レイ•クロック

◼︎成功はゴミ箱の中に レイ•クロック

◼︎
人は誰でも、幸福になる資格があり、幸福をつかむかどうかは自分次第、これが私の信条だ


未熟でいるうちは成長できる
成熟した途端、腐敗が始まる

◼︎
我々は未開の地を開拓していくようなもので、何十年も存続していくための確固たる基盤をつくらなければならなかった


◼︎
仕入れに関して、我々は一切の口を出さない
店舗が成功するためには力を尽くして手伝う
それがこちらの収益にもつながるのだから
だが、同時に相手を客のように扱うのは不可能だった

パートナーのように扱う一方で、商品を売り利益を追求するのは相反する行為だと私は考える
サプライヤーのようになってしまえば、自分の利益のほうが心配で、相手のビジネスの状態などは二の次になってしまうだろう
自分の収益を上げるために、商品の質を下げることも考えるかもしれない
そうなれば、フランチャイズは損害を被り、長い目で見れば、その損害は自分たちにもかえってくる結果となる
我々の後にも、サプライヤーを兼ねたフランチャイズシステムを作り上げたケースはあるが、いずれも失敗している


◼︎
我々はマクドナルドを名前以上の存在にしたかった
マクドナルドを、安定した品質と、運営が標準化された、レストランのシステムの代名詞としたかったのだ
特定の店舗やフランチャイズオーナーのクォリティによって顧客を増やすのではなく、どの店に行っても同じサービスが受けられるというように、マクドナルドのシステム自体に対するリピーターを作りたかった

◼︎
人に仕事を任せるのなら、最後まで口出しはしないのが私の信条だった
口出ししたくなるなら、最初から任せなければいい

◼︎
新しいアイデアを考える上で、全てが機能した、完全なシステムを初めから考えつく人もいるが、私はそのような全体構想パターンでは考えず、まず細部を充分に検討し、完成させてから全体像に取り掛かった
私にとってはこちらのほうが、はるかに柔軟性に富んだアプローチだったのだ

◼︎
マクドナルドは誰にでも成功を授与するわけではない
ガッツとそれを持続させる力が我々のレストランで成功するためには必要だ
特別な経験や才能は必要ない
常識を持ち、目標に向かっていく強い信念と、ハードワークを愛せる人物なら誰でもできるのだ

◼︎
ハリー•ソナボーンはケチではなかった
彼は金を生むための金を使うことに躊躇しなかった

◼︎
私は競争相手と正々堂々と戦う
強みを鍛え、品質、サービス、清潔さ、そして付加価値に力を入れれば、我々についてくることができずに競争相手は消滅していくだろう


◼︎
会社に数字の上では利益があると示すことができた
実際にはキャッシュフローなどなかったにもかかわらず
理由は単に、当時は費用に関する会計が厳しくなかったからである
我々はこの会計処理のおかげで、不動産諸経費、建設諸経費を18カ月間資産化していた
我々はこれを発展的会計と呼び、純利益を示すことが出来た
しかしそれは損益計算書を歪曲していた

◼︎
店がブームになり、発展的会計により会計上では利益が上がっていても、手元にはキャッシュがない
土地と建物の購入に大きな費用がかかる
一方で、賃貸収入は伸び悩んだ

我々の売り上げは右肩上がりで、個人経営の店も繁栄していた
だが、それと同時に、本部では給与の支払いもままならない状態だった


◼︎
私は、マネジメントの権限を委譲するのに躍起になっていた
私は、職権というのは一番下のレベルにいる人の手にあるべきだと常に考えていた
店に一番近い立場にいる人間が、本部に指示を仰がずとも決断できるべきだと
しかしハリーの考えはことなっていた
彼は本部が下を締めつける、独裁的な支配体制を取ろうとした
私は職権は仕事とともにあるべきだという態度を保持した
確かに間違った決断も犯してしまうだろうが、それが人々を企業とともに成長させる唯一の方法なのだ
押さえつけようとすれば、息が詰まってしまい、よい人材はよそへ流れていくだろう
企業は、マネジメントを最小にとどめることで、最大の結果が生まれると信じていた

◼︎
大企業の上に立つ者には、背負わなければならない十字架がある
そこに辿り着くまでに、多くの友人を失うことになる
トップは孤独だ
これを最も痛烈に感じたのは、ハリー•ソナボーンが私との口論の後に、会社を去っていったときだ

◼︎
マクドナルドが成功した理由は、低価格でバリューの高い商品をスピーディかつ効率的に、清潔で居心地のよい空間で提供することだ
メニューの種類は少ないが、そのほとんどが北米で認知された人気の高い商品である
これらが、ほかのレストランのように経済の変動に左右される心配が少ない要因だ


◼︎
マクドナルドのスタッフなら熟知しているが、客はお金を払った分だけの価値を受け取るべきだという私のこだわりでもあった

◼︎
私が言いたいのは、私は自分の金を有効に使うことを信念として掲げているということだ

◼︎
やり遂げろ
この世に継続ほど価値のあるものはない

才能は違う
才能があっても失敗している人はたくさんいる

信念と継続だけが全能である


◼︎
すべてのビジネスマンに言えることだ
「働くこと、働かされること」を楽しめなければならない


◼︎
誰かに幸福を与えることは不可能だ
唯一できることは、その人に幸福を追う自由を与えることだ
幸福とは約束できるものではない
それはどれだけ頑張れたか、その努力によって得られる、その人次第のものなのだ
幸せを手に入れるためには失敗やリスクを超えていかなければならない

リスクのないところには成功はなく、したがって幸福もないのだ

我々が進歩するためには、個人でもチームでも、パイオニア精神で前進するしかない


◼︎
ハリーとは今後いっさい会うことはないと確信したときもあったので、彼が私の肩に手を回し、「レイ、君は私の一番の親友だよ」と言ってくれたときはとてもうれしく、すべてのことがうまくいくように思えた


◼︎
クロックの本当の貢献はアメリカ人の味覚を標準化したことではなく、マクドナルドのフランチャイズシステムを作り上げたことである
彼の最も素晴らしい手腕は、天性のリーダーとして、質とサービスの高い基準を創り出し、起業家たちを独立した経営者として自由に運営させる仕組みづくりに参加させたことである


◼︎
勇気を持って、誰よりも先に、人と違ったことをする


◼︎
孫さん
私の場合、四年に一度くらい困難な事態にぶちあたり、そうするとメディアからボコボコに叩かれる
例えばナスダックジャパンをつくったときは日本の株式マーケットにとって意味のあることだと考えました
また、あおぞら銀行の救済に手を挙げたのは社会にとって良かれと思ったからです
だが、どちらも全く理解されなかった
あの当時は頭にきたし、哀しい気持ちにもなりましたよ、それは
ただ、最近はそうは思わない
民主社会にはメディアという社会的システムがあるのだと納得することにしたんです
メディアが間違いを犯そうとする個人あるいは会社に対して警鐘を鳴らすのは社会的システムなんです
自分が叩かれることはつらいけれど、もし、そうしたシステムがないと社会が大きな危機を迎えてしまう
非難に対しては自分自身が強くなっていくしかない


◼︎
柳井さん
外からみていると、ソフトバンクという会社は孫さんが全部決裁しているような印象がある
だが、実際の役員会はみんなが議論して、物事を決めている
ソフトバンクの役員会に出ていると、孫さんは人の意見に耳を傾ける経営者だと感じます

意見を自由に言える社風は大切です
僕はいつも言うのだけれど、社長の指示した通りに現場の社員が実行するような会社は間違いなくつぶれます
現場の人間が「社長、それは違います」と言えるような会社にしておかないと知らず知らずのうちに誤った方向にすすんでしまう
ただし、現場の社員は社長が本質的に何を指示しているのかを理解しておくこと
それを現場の判断で組み替えていくのが仕事なんです

孫さん
役員会や社内会議でよくありがちなのは肩書が上の人の意見が通ってしまうこと
ある意見に対して、正しい、間違っているという判断でなく、「これは社長の意見だから、あれは部長が言ったことだから」と通してしまうと、誰も意見を言わなくなる
新入社員の発言でも、それが正しいことならば会議を通るという体質にしておかないと、会社は成長していきません


◼︎
孫さん
小売りや製造業は農耕民族みたいな性格があるかもしれません
対してインターネットの世界は狩猟民族的なところがある

私は自分の人生は波乱万丈ではあるけれど、やってる本人にしてみれば面白くて仕方がないと思っている
何度でも孫正義の人生をやりたい
たとえ無鉄砲だと言われても


◼︎柳井さん
本に書いてあることを読むのと実際にやってみることの違いは大きい
本で読んだり、他人に聞いても、本当の意味はわかるものじゃない
そして、一度は失敗しても、また次の成功を目指すのが経営者の仕事です
成功者とは失敗を体験して、それでいて楽観的に前進していく人のことです

店は客のためにあり、店員とともに栄える。店主とともに滅ぶ


タバコOKだったスタバ、いかに完全禁煙へ移行成功?「客を選ぶ」スゴい戦略

◼︎タバコOKだったスタバ、いかに完全禁煙へ移行成功?「客を選ぶ」スゴい戦略
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150721-00010003-bjournal-bus_all

戦略とは、違いをつくること、すなわち客を選ぶことです。「禁煙にしたらタバコを吸いたいお客が逃げてしまう――だから喫煙可にする」というのもひとつの戦略です。しかし、喫煙が当たり前だった時代に違いをつくったスターバックスは、結果として「Smoke Free」(タバコの煙のない空間)を楽しむ新しいタイプの顧客でいっぱいになっていったのです。

デービッド•アトキンソン

デービッド•アトキンソン


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44127

―元エコノミストの立場からアベノミクスに対する評価についてもお聞きできますか。

アベノミクスの恩恵が地方まで届かない、という批判は的外れです。500兆円の経済規模を考えればわずか2年程度で国中を豊かにしろというほうが無理な話。それを期待するほうが間違いでしょう。ただし、諸手を挙げて評価するかと言えばそれもNO。いまの段階でも成長戦略を示せていないのは、いかがなものでしょうか。

名言

自分の存在価値がわからないときは、他人になるができるかを考える
自分によって人の人生に影響を与えることはできる


20140915 日経ビジネス

◼︎20140915 日経ビジネス

◼︎若生正廣 九州国際大学付属高校野球部前監督
「人生で一番大事なのは、いかに人のために貢献したかだ」という意見がありました



記事検索
応援よろしくお願いします!
人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村 株ブログ 株日記へ
にほんブログ村 経済ブログ 金融経済へ
にほんブログ村 経済ブログへ


  • ライブドアブログ